誠意をもって100%を目指す
「ミヤタテクニカルは68年の歴史があります。私の祖⽗、宮⽥清光が1947年(昭和22年)に創業した宮田鉄工所が会社の歴史のはじまりです。創業当時は鍬や熊手などの農具を製造していました。今のように溶接技術がまだ発達していなかった時代で、鍛接(たんせつ)という技術を用い、農具を手作りで作っていたのです。私も鍛接の時代を少し経験していますが、10年くらいかけて農具の鍛接をやりながら、溶接を用いた量産物や鋼構造物の製造などに徐々に変わっていきました。現在の業務はもう40年以上になりますね」
「当社の業務は設計、施行から、現地据え付けまでの一貫作業であり、カタログ販売のようなものではありません。お客様のニーズをお聞きして、いろいろと提案させて頂きます。そして、当社の技術で、誠意を持ってお客様の満足度100%を目指して取り組んでいます。お客様からは様々なお問い合わせを頂きますが、全て前向きで、全てやっていこうという考えです。お声がけを頂けるということは、期待してお声をかけて頂いていることが多いですから、勉強して努力して何とかしていこうと前向きに頑張っております。人がやっていることなんだから、きっと我々もできるだろう、できないことはないという考えです。最初は素人集団だったかもしれませんが、この精神の積み重ねで当社はお客様の声にお応えしてきました」
「モノを作るにあたっては計画、設計から順番にある様々な作業を経て、お客様の所に納入して、据え付けて調整するなどの一連の作業を、一貫して自社、グループ会社で全部をまかなえることが当社の強みです。他社ですと、この部分は自社で、あの部分は外注に依頼してというケースがありますが、当社には各部署でエキスパートが居ますし、グループ会社であり機械加工を行っている株式会社エールが有りこういうことが可能です。一流の技術を持ったエキスパートの社員たちの存在はとても大切なのです。私が考える“一流”とは「安い」「早い」「良い」の3つのキーワードであり、安くて早くて良いものを作れる人材が当社には揃っています」